ゼロエミッション
ゼロエミッション (ゼロエミ)とは、直訳すると「排出(emission)をゼロにする」こと。人間の活動で発生するあらゆる排出物を限りなくゼロにすることを目指しつつ、排出物の再利用など最大限の資源活用を図り、持続可能な経済・生産活動を展開する理念、手法を指します。
持続可能な発展について議論された地球サミット(1992年、リオデジャネイロ)を受け、1994年、日本の国連大学が提唱したものです。"日本発のコンセプト"であり、日本政府ではこれまでさまざまなゼロエミの取り組みを進めています。
大量生産、大量消費、大量廃棄の経済から脱却し、循環型経済システムを構築するというゼロエミの目的は、SDGsの目指すゴールとも多くの点でリンクしています。2030年に向けて、経済産業省の「ゼロエミ・チャレンジ」「エコタウン事業」など国や企業の取り組みも加速しています。
なお、廃棄物に限らず「CO2排出の実質ゼロ」という意味でも「ゼロエミ」が用いられています。
※2021年3月~2022年12月の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください。
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