グリーンウォッシュ
グリーンウォッシュ とは、企業や団体などが実際は配慮していないにも関わらず、あたかも環境に配慮しているように装うことを指す言葉です。
環境問題への関心が社会全体で高まる中、消費者の注目を集めるために事実と異なる広告や根拠のない情報などを発信するグリーンウォッシュは、世界中で問題視されています。
グリーンウォッシュは、実際のSDGsの取り組みとは異なる情報などを発信する「SDGsウォッシュ」の語源にもなっています。
似たような用語として、「スポーツウォッシュ」「スポーツウォッシング」という用語も存在しています。特定の個人や団体、企業などが、スポーツを利用して、イメージの向上や問題の隠ぺいを図る行為と言われています。具体的には、化石燃料会社が、ドジャース球団にスポンサーとして資金提供することで、人々から好意的に受け止めてもらい、化石燃料が健全であるように見せかけ、化石燃料が引き起こす気候変動などを軽視させるように仕向ける。オリンピックやサッカーワールドカップなど大規模なイベントを開催することで、国内の不都合な問題に関心がいかないよう隠してしまう。などがあります。
他にも、ピンクウォッシュ(LGBTQ+フレンドリーをPRするものの、実際の企業活動においては差別的な要素が残っている、など)、グリーンハッシング(グリーンウォッシュに対する批判が起きないよう、気候変動・環境への取組みについてあえて開示しないようにするこ、など)の用語があります。
※2025年3月の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください。

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