SBT とは、Science Based Targets(科学と整合した目標設定)の略称で、SBTi(「i」は「initiative」)ともいわれます。2015年のパリ協定をきっかけに、WWFや国連グローバル・コンパクトなどにより設立された共同イニシアチブです。 「世界の平均気温の上昇を2度未満に抑える」というパリ協定が求める水準を目指し、化学的な知見と整合した温室効果ガス削減目標を設定することを企業に推奨しています。企業は、SBTが定める認定基準を満たすように温室効果ガスの削減目標を設定し、これが認められれば、SBTの認定を受けることができます。世界で多くの企業が参加しており、日本においても988社が参加し、904社が認定取得している。(2024年3月1日現在)