人間開発指数
人間開発指数 (HDI:HumanDevelopment Index) とは、世界各国の国民の豊かさの度合いを示す指標として、国連開発計画(UNDP)が『人間開発報告書』の中で毎年発表している経済社会指標です。
具体的には、「長寿」、「知識」、「人間らしい生活水準」という3つの分野について、それぞれ出生時平均余命や平均寿命指数 、成人識字率総就学率や教育指数、1人当たりGDPやGDP指数といった指数を用いながら、各国の達成度測りランク化しています。
人間開発指数は、物質的、経済的な豊かさだけでなく以下のことがそろって「真の豊かさ」が実現できる、という考えがもとになっています。
・教育を受け文化的活動に参加できること
・バランスのよい食事がとれて健康で長生きできること
・犯罪や暴力のない安全な生活が送れること
・自由に政治的・文化的活動ができて自由に意見が言えること
社会の一員として認められ、自尊心を持てること
2024年に発表された人間開発指数において、日本は24位で2023年の22位から順位を下げました。世界全体でみるとコロナ禍を機に、先進国と途上国で人間開発指数の格差が広がっています。
※参考:国連開発計画ホームページ
※2024年3月現在の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください 。
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