3R

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3R(スリーアール)とは、ごみを減らすための行動を指します。

具体的には、以下の3つの行動を意味します。

Reduce(リデュース:減らす) →買いすぎない、作りすぎない、残さない、など
Reuse(リユース:再利用)   →すぐに捨てるのではなく、何度も使う、など 
Recycle(リサイクル)     →自分にとっては不要になったが違う形で再利用できないか、リサイクルショップの利用、など

リデュースとは、製品を作る際に使用する資源の量を減らすことで、限りある地球の資源を大切にする取り組みです。
例えば、プラスチック容器の代わりにダンボールを利用するなど。ダンボールは回収率が95%以上と非常に高く、その原料であるパルプの使用量を抑えることで、森林資源の保護に貢献できます。リデュースは、環境を守る上で非常に重要な取り組みの一つです。資源の節約になるだけでなく、最終的に廃棄されるゴミの削減にも貢献できます。

リユースとは、一度使った物をすぐに捨てずに、繰り返し使うことです。
例えば、フリーマーケットでまだ使える衣類を購入したり、詰め替え可能なボトルに洗剤を補充したりするなど。物を長く大切に使うことで、新たに製品を作るための資源やエネルギーの消費を抑えることが可能で、ゴミの削減にも貢献できます。

リサイクルとは、使い終わった物を資源として回収し、新たな製品の原料として再利用することです。
例えば、ペットボトルを回収してもう一度ペットボトルにしたり、牛乳パックからトイレットペーパーを作ったりするなど。リサイクルは、資源の有効活用を促進し、天然資源の枯渇を防ぐとともに、廃棄物の埋め立てや焼却による環境破壊を低減する効果があります。

このように、「リデュース」「リユース」「リサイクル」は、それぞれ異なるアプローチで環境保護に貢献するもので、「3R」と呼ばれる重要な取り組みです。私たちは日々の生活の中でこれらを意識し、実践していくことで、持続可能な社会の実現に貢献できます。大切なのは一人ひとりの心がけです。

5R(ファイブアール)も、あわせてお読みください。

※2025年6月現在の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください 。

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