バイオマスプラスチック
バイオマスプラスチック とは、バイオマス(動物や植物など生物由来の資源で、化石資源を除いたもの)の原料を利用して作られたプラスチックのことです。
バイオマスプラスチックが燃焼する際に排出するCO2は、もともとバイオマスが成長する過程で大気から吸収したものであるため、大気の中に新たなCO2を増やすことはありません。
そのためバイオマスプラスチックは、「カーボンニュートラル」 なプラスチックとして、ゴミ袋やレジ袋、衣類、パソコンなど電子機器の部品など、さまざまな製品に活用が広がっています。
バイオマスプラスチックは、微生物などの働きでCO2と水に分解される性質を持つ「生分解性プラスチック」とともに「バイオプラスチック」と呼ばれます。
政府は2021年1月、事業者向けに「バイオプラスチック導入ロードマップ」を策定。バイオプラスチックは、温室効果ガスの排出抑制、海洋のプラスチックごみの削減といった課題解決、SDGs実現の糸口としてさらなる利用拡大が求められています。
※参考:環境省プラスチック資源循環Webページ
https://plastic-circulation.env.go.jp/
※2021年3月~2022年12月の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください。
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