ブルーカーボン・オフセット
ブルーカーボン・オフセット とは、CO2の吸収源であるブルーカーボン(沿岸域の藻場や干潟に生息するアマモ、コンブなどの海洋植物)などを活用したカーボン・オフセット。
企業などが、できるだけCO2を削減しつつもどうしても削減仕切れないCO2について、ブルーカーボンが生育するための藻場の保全活動など排出量に見合った取り組みや、活動の資金支援などを行ってCO2を生み出し、そのCO2をクレジット化することで排出量の埋め合わせ(オフセット・Offset)ができる制度です。
国土交通省では、ブルーカーボン・オフセットの制度化を目指し、各地で制度の試行をしています。2021年3月の横浜港での試行では、3つの企業が藻場の保全活動により創出したCO2をクレジット化(Jブルークレジット)する取引が実施されました。
SDGsやカーボンニュートラル 実現に向けて、カーボン・オフセット やブルーカーボン・オフセット の制度がさらに整備され、さまざまな企業、団体などが積極的に取り組んでいくことが期待されています。
但し、グリーンウォッシュ の問題もあるため、注意が必要です。
※似たような言葉として、カーボンインセット があります。企業が事業活動を通じて排出する温室効果ガスを、自社のバリューチェーン内で削減する取り組みのことをさします。(カーボンインセッティングともいいます)。
※2025年2月の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください。

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