ジニ係数

ジニ係数 とは、国や社会における所得が各世帯にどのように分配されているか、ローレンツ曲線と呼ばれるグラフを使って数値で示したもの。所得が平等なのか不平等なのか、所得格差を分析する際などによく用いられる国際的な指標です。

ジニ係数は0から1の値で表され、0に近いほど所得格差は小さく、逆に1に近づくほど所得格差が拡がっていることを示します。

所得の不平等は貧困の原因の一つで、貧困が深刻な国は、ジニ係数が高い傾向にあります。

所得格差が拡大する要因は、国の状況や経済政策などによりさまざまです。例えば、貿易の自由化や技術進歩、労働市場の制度、教育水準の低さなどが挙げられます。

所得などの「格差を是正すること」は、SDGs において重要なテーマとなっています。特にゴール1「貧困をなくそう」、ゴール10「人や国の不平等をなくそう」は、ジニ係数と深く関わりのあるSDGsゴールです。

※参考:内閣府ホームページ

※2024年8月現在の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください 。

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