*本記事は、2021年2月に株式会社グリーゼで公開したものを、2024年10月に一部修正を加えて公開しなおしたものです

国連が2020年から2030年までの10年間を「行動の10年」と宣言したことにより、SDGsに関する取り組みの拡がりは、世界的に加速しています。

しかし、日本における情報通信企業の取り組みは、一部の企業を除いて、目立ったものがないという印象です。

本当に情報通信企業のSDGsに関する取り組みは遅れているのでしょうか?

今回の調査では、29.9%が「既にSDGsに取り組んでいる」と回答。一般企業の24.4%(帝国データバンク調べ)に比べて、「むしろ進んでいる」という結果が得られました。

しかし、内訳をみると、上場企業では60%弱が取り組んでいるのに対し、非上場企業は、20%弱しか取り組んでいないということがわかりました。

今後は「上場しているにもかかわらず、まだSDGsに取り組んでいない40%強」と「非上場でまだ取り組んでいない80%強」にどのように普及させていくかが、SDGs 17の目標達成の鍵と言えそうです。

これから本格的にSDGsに取り組もうと考えている情報通信企業の参考になれば幸いです。

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