相対的貧困
相対的貧困 とは、世帯所得が自国の等価可処分所得(注1)の中央値の半分未満であること、つまり、住んでいる国の生活水準で生きていくのが困難な状態を指します。
日本の相対貧困率は15.4%(注2)で、主要7カ国(G7)の中ではアメリカに次ぎ2番目に深刻な数字です。人間として最低限の暮らしを維持することが困難な「絶対的貧困」と異なり、相対的貧困は外部からわかりにくいことが特徴です。
SDGsのゴール1「貧困をなくそう」の貧困には、絶対的貧困と相対的貧困の2つの概念が含まれています。
(注1)世帯の収入から税金や社会保険料を引いた手取りの収入を、世帯人数の平方根で割り調整した額
(注2)2019年国民生活基礎調査より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/03.pdf
※2021年3月~2022年12月の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください。
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