バーチャルウォーター(仮想水)
バーチャルウォーター とは、食料を他国から輸入して消費している国において、仮にその食料を自国で生産する場合、必要となる水を推定したものです。仮想水とも呼ばれます。
例えば、1kgのトウモロコシを生産するには1800ℓの水が必要で、1kgの牛肉を生産するには20,000ℓ以上の水が必要です。食料を輸入する国は、輸入先の国々で使用するこれらの水をバーチャルウォーターとして間接的に使用していることになります。
世界には、生活用水や安全な飲み水の不足といった水ストレスを抱える国がたくさんあります。SDGsゴール6「安全な水とトイレを世界中に」実現のためには、バーチャルウォーターにも目を向けて行動していく必要があります。
※2021年3月~2022年12月の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください。
企業向けサステナビリティ研修(無料体験)受付中です!
カードゲームで楽しみ→基礎講座で知識習得→ワークショップで考えよう
企業向けサステナビリティ研修(通常3.5時間~4時間)のダイジェスト版(2時間)を無料体験していただけます。基礎編、実践編からお選びください。