ZEH(ゼッチ)
ZEH(ゼッチ) とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)の略称。
外皮の断熱性能などの大幅な向上と効率の高い設備システムの導入により、快適な室内環境を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現するとともに、再生可能エネルギーの導入によって、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロ、もしくはマイナスになることを目指した住宅を指します。
一次エネルギーとは、自然から得られる石油、石炭、原子力、天然ガス、水力、太陽熱といった加工されていない状態で供給されるエネルギーのこと。ZEHと認定されるには、一次エネルギーの消費量を一定割合削減できることなど、所定の基準を満たす必要があります。
例えば、「高断熱の壁や窓、省エネ機器などを設置することで、必要なエネルギーを最小限にできる」上に、「太陽光発電などで必要なエネルギーをつくり出せる」といったことがZEHの特徴です。
日本政府はエネルギー基本計画の中で、「2030年までに標準的な新築住宅の平均でZEHを実現することを目指す」とし、関連省庁が連携して「ZEHロードマップ」を策定。ZEHの普及を進めています。
参考:経済産業省 資源エネルギー庁「ZEHに関する情報公開について」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html
※2021年3月~2022年12月の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください。
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