ソーシャルボンド

ソーシャルボンド とは、社会的課題解決に貢献する国内外のソーシャルプロジェクトに必要な資金調達のため、企業やNPO、金融機関などが発行する債券のことです。
ソーシャルプロジェクトの目的としては、「ダイバーシティ推進・女性活躍推進」「健康や高齢社会への対応)」「自然災害・感染症への対応」「地方創生・地域活性化」などが挙げられます。
ソーシャルボンドの普及は、社会にポジティブな効果をもたらすだけでなく、発行する企業などにとっても、サステナビリティ 経営の高度化やステークホルダー からの支持獲得するといったメリットが期待できます。
また世界的に関心が高まっているESG投資の手段の一つでもあり、投資家は投資利益を得ながら社会的なメリット実現を支援できます。
ソーシャルボンドは世界的に発行が拡大しており、日本では2021年10月に金融庁が「ソーシャルボンドガイドライン」を発表。2030年のSDGs達成に向け、さらなる拡大が予想されます。
ソーシャルボンドは、グリーンボンド (環境問題の解決に貢献する債券)、サステナビリティボンド (環境と社会の問題に貢献する債券)とともに、SDGs達成に貢献する債券として「SDGs債」とも呼ばれています。

※2021年3月~2022年12月の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください。

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